ペットのカルシウム拮抗薬の作用

ペットのカルシウム拮抗薬・カルシウムチャンネル阻害薬の作用

血管を広くさせて、血圧を下げる薬です。

 

血管の壁は内膜・中膜(平滑筋)・外膜の3層構造でできていて、細胞内のカルシウム濃度が
上昇してくると中膜の平滑筋が収縮して血管を細くします。

 

血管が細くなってしまうと血圧が上がってしまうのでそれを阻止するためにカルシウムが細胞内に
入ってこないように通り道を塞いでしまう薬です。

 

また、この薬は何種類かあって、心筋に強く作用するものと血管に強く作用するものがあります。

 

このカルシウム拮抗薬はジェネリックとして沢山の製薬会社からでています。

 

ジヒドロピリジン系(ニフェジピン等)
ジヒドロピリジン系は血管拡張作用と降圧作用が強いけど、心筋への作用がほとんどありません。

成分名:ニフェジピン
ニフェジピンL 10mg/20mg(サワイ)
アタナールカプセル5/10(東洋カプセル)
アダラートCR錠10mg/20mg/40mg(バイエル薬品)
アダラートL錠10mg/20mg(バイエル薬品)
アテネラートL錠20mg(鶴原製薬・科研・キョウーリンリメディオ・杏林)

 

注意
牛乳に対してアレルギーがある場合には使用禁止

 

副作用
無顆粒球症、血小板の減少、ショック(アダラートCRを除く)血圧低下による一過性の意識障害
肝機能障害、黄疸があらわれることが有ります。

 

フェニルアルキルアミン系(ベラパミル等)
フェニルアルキルアミン系は心筋に対する作用が強いです。

成分名:ベラパミル塩酸塩
ベラパミル塩酸塩錠40mg(大興・日本ジェネリック)
ホルミートール錠40mg(寿製薬)
ワソラン錠40mg(エーザイ・アボット)

 

注意
重篤なうっ血性心不全、房室ブロック(U度以上)洞房ブロック、高度の刺激伝導障害
洞性徐脈、妊娠している等の場合には使用禁止

 

併用注意
イトラコナゾール(感染症の薬に使われている)
ミコナゾール(フィラリア薬インターセプターに使われている)
本剤の血中濃度を上昇させることがある。
相手薬剤のチトクロームP450(CYP3A4)の阻害作用により、本剤の代謝が阻害され
血中濃度を上昇させます。

 

副作用
心不全、洞停止、房室ブロック、徐脈、意識喪失が起こることがある

 

ベンゾチアゼピン系(ジルチアゼム等)
ベンゾジアゼピン系は血管平滑筋と心筋の双方に作用します。

成分名:ジルチアゼム塩酸塩
コーレン(東邦新薬)
コロヘルサーRカプセル100mg/200mg(日医工)
コロヘルサー錠30mg/60mg(日医工)
ジルチアゼム塩酸塩Rカプセル100mg/200mg(サワイ)
ジルチアゼム塩酸塩錠30mg(長生堂・田辺販売・ポーラファルマ・
ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」ニプロ株式会社

 

注意
重篤なうっ血性心不全、房室ブロック(U度以上)洞房ブロック、高度の刺激伝導障害
洞性徐脈、妊娠している等の場合には使用禁止

 

副作用
完全房室ブロック、高度徐脈、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、紅皮症
肝機能障害、黄疸が起こることが有ります。

 

 

 

 

売れ筋ランキング