ペットの強心薬の作用

ペットの強心薬の作用

強心薬とは、簡単に言うと心臓の働きを高める薬です。

 

弱ってきた心臓の心筋の収縮力を高めます。

心臓の動きはポンプのように動いていて、心臓に血液を取り込む時は心筋が伸びて拡張し、送り出す時に心筋を縮めて血液を吐き出します。
その為に心筋が弱ってきているとその機能も弱って充分に血液を送り出すことができなくなりますので、薬で収縮力を高めます。

 

心拍数を減らします。

心拍数と言うのはこのポンプの様な動き拡張、収縮をするつまり鼓動の数ということです。
この鼓動の数が多いということは充分に血液を蓄えられずに送り出しているということになります。
そこで、心拍数を減らす作用のある薬を使います。

 

心臓の中で発生する不規則な刺激の伝わり方を抑える

心臓の収縮には電気刺激によてコントロールされていて、その刺激が異常に早くなったり、伝わらなかったりするのを不整脈といいます。
心臓の周りに刺激伝導系というものが張り巡らされていて、心室と心房の収縮するタイミングを計っているので、血液がうまく押し出されています。ところが不整脈が起きてしまうとうまく血液が全身に送られなくなってしまいます。そこで、薬を使って不整脈になるのを抑えます。

 

 

各製薬会社から出ている強心薬

成分名:ジゴキシン(ジギタリス強心配糖体製剤)
製品名
ジゴキシンKY錠0.25(トーアエイヨー・アステラス)
ハーフジゴキシンKY錠0.125(トーアエイヨー・アステラス)
ジゴキシン錠(AFPアルフレッサファーマ)0.125mg/0.25mg
ジゴキシン錠ジゴシン散0.1%(中外製薬)0.125mg/0.25mg
ジゴシン錠 (中外製薬)0.25mg
ジゴキシン錠(ニプロファーマ)0.125mg

副作用(添付書より引用)

 

重大な副作用(頻度不明)
1)ジギタリス中毒:高度の徐脈、二段脈、多源性心室性期外収縮、発作性心房性頻拍等の不整脈があらわれることがある。また、さらに重篤な房室ブロック、心室性頻拍症あるいは心室細動に移行することがある。初期症状として消化器、眼、精神神経系症状[「その他の副作用」の項参照]があらわれることが多いが、それらの症状に先行して不整脈が出現することもある。このような症状があらわれた場合には、減量又は休薬するなど適切な処置を行うこと。
2)非閉塞性腸間膜虚血:非閉塞性腸間膜虚血があらわれることがあり、腸管壊死に至った例も報告されているので、観察を十分に行い、激しい腹痛、血便等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

 

消化器   食欲不振、悪心・嘔吐、下痢等
眼     視覚異常(光がないのにちらちら見える、黄視、緑視、複視等)
精神神経系 めまい、頭痛、失見当識、錯乱、譫妄等
過敏症   発疹、蕁麻疹、紫斑、浮腫等
肝 臓   AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、Al-P の上昇
血 液   血小板数減少

 

各製薬会社から出ている強心薬

負担の少ない強心薬として使われだしているのがピモベンダンという成分です。

 

アカルディカプセル(日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社)1.25/2.5
ピモベンダン錠(アステラス製薬株式会社)0.625mg/1.25mg

 

個人輸入で安く購入できる強心薬

セーフハートチュアブル(SafeHeart)犬用5mg

ベトメディン・フレーバー錠犬用(VetmedinFlavourTablets)10mg
フォルテコールプラス1.25mg+2.5mg

売れ筋ランキング