ペットの血管拡張薬の作用

ペットの血管拡張薬の作用

血管を広げることで血圧を下げる薬

 

ポンプのような動きをする心臓と血液を運ぶパイプの役目をする血管。
心臓から血液が血管を通して送り出される時に強い圧力がかかることを血圧といいます。
血管が細くなってしまうとこの送り出される圧力が高くなり高血圧になってしまいます。
すると心臓に大変な負担が掛かってしまうので、血管を拡張すれば血圧が下がるとの考えから薬で、血管を広げて血圧を下げます。

 

 

血管を拡張するのは、血圧を下げる以外にも、静脈の血管を広げると戻ってきた血液を蓄える
余裕ができますので、心臓への負担がさらに軽くなると言った作用もあります。

 

血管拡張薬には2通りの物があります。

 

動物が恐怖を感じる時、脳からの命令で交感神経からノルアドレナリンという物質が
副腎からアドレナリンという物質が出て細胞を刺激して色々な作用をします。

 

アドレナリンが分泌されると瞳孔が開き、心拍数や血圧をあげます。
アドレナリンとノルアドレナリンにはアルファ作用ベータ作用と呼ばれる作用があり
心臓では、ベータ作用が血管ではアルファ作用が起こります。

 

ベータ作用は心筋の収縮を活発にさせ、アルファ作用では、血管を収縮させて血圧をあげます。
それぞれの作用に対して遮断する薬を投与することで、活発になった作用を抑えます。

 

 

各製薬会社から出ているアルファ遮断薬

成分名:ブラゾシン塩酸塩
イセプレス錠(イセイ)
ダウナット錠(デバ製薬)0.5mg/1mg
ミニプレス錠(ファイザー)0.5mg/1mg

 

副作用
めまいやフラつき、失神、狭心症などを起こすことがあります。

 

各製薬会社から出ているベータ遮断薬

成分名:ピンドロール錠
カルビスケン錠5mg(アルフレッサファーマ)

 

副作用
心不全の誘発・悪化、喘息症状の誘発・悪化、心胸比増大などが起こることがあります。

成分名:ナドロール
ナディック錠30mg/60mg(大日本住友)

 

副作用
心不全が起こることがあります。

成分:ソタロール塩酸塩
ソタコール錠40mg/80mg(ブリストル・マイヤーズ)
致死性で再発性の心室細動、心室性頻脈において他の抗不整脈薬が
無効または使用できない場合に使う

 

副作用
心室細動。心室頻脈、トルサード・ド・ポアン、心不全、心拡大が起こることがあります。

 

 

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