座敷亀ってリクガメのことかと思っていたら、クサガメなどの水棲カメも部屋の中で、犬や猫と同じように暮らすことができるようです。
でも、犬や猫のように躾ってできないんじゃないか?水に入れておかなくていいのか?疑問はたくさん出てきますよね。
そこで、座敷亀として一緒に生活するには何に気を付けてあげればいいのかを調べてみました。
座敷亀のクサガメの育て方
部屋の中を自由に動き回って、さらに飼い主と一緒にお布団で寝るって・・・
犬や猫ならわかります。
分かるけど、犬猫と一緒に寝ると気を使ってしまい疲れるんだよね~
我が家のカメ吉もベランダ側の窓が開いていると必ず入り込もうとします。見つけ次第にブロックしますけどね。
だって、ウロウロするだけじゃなく糞尿を垂れ流ししてくれますから~
このカメの排泄問題をクリヤーしなければ、座敷亀として部屋に入れるわけにはいきません。(`・д・´)キリッ
そしてもう一つの問題として、水棲カメは1日のほとんどを水の中で生活している生き物です。極まれに水槽に入っているのが嫌いなカメさんもいますが、体調面を考えるとやっぱり水なしではダメです。
ということで座敷亀にするためにクリヤーしなければいけない問題は
・糞尿対策
・衛生面(サルモネラ菌等)
・水にはいる時間
・日光浴はどうする
亀の排泄
以前テレビで、大きなリクガメを部屋で飼育している人のことをやっていて、その時のリクガメがオムツをしていたのを見てなるほどカメを部屋で放し飼いにするにはオムツが必要なんだと思いました。
では、水棲カメを座敷亀にして育てている人達が自慢しているSNSがあるんじゃないかと思い探したら、結構ありました。
いたけど、オムツをつけている水棲カメさんは少しいました。やはり、お漏らし問題で苦労しているようです。
そういえば、毎年お風呂場で卵を産んでいるからお風呂に入れませんとツイートする方のクサガメもオムツを付けていない。
オムツしてたら卵産めない!
帰宅したら、カメが浴室の入り口で産卵して足元には大量の卵って画像がツイッターに流れている。この方のツイートを見てから部屋飼いの亀が気になったんだった。
飼い主が家に居なくても放し飼いにしているってことですよね。オムツもせずに排泄はどうしているのか?
カメって人間が思っている以上に賢く、空間認識能力が高いそうで、部屋の空間を把握して水のある場所や暖かい場所なんかを知って、寝る場所も自分で決めるそうです。
お風呂にたらいなどの水とカメが入るような入れ物を用意して、そこで餌をあげるようにするとエサと水がここのあると覚えるようです。
1回では無理かな~
根気よく教えれば排泄をする場所も覚えて、糞尿をしたくなったら急いでそこに行くそうです。失敗も多いらしいけど・・・・
カメが急ぐ・・・
カメは代謝が悪いからエサを食べても消化するまでに時間がかかるはず、エサを食べた後に水場から出て日光浴するのは代謝を上げて消化するのを助けるためと聞きました。
飼育しているカメが食べてからどのくらいで排泄するのかを観察して人間がそれに対処するようにするしかありませんね。
我が家のカメ吉は、持ち上げるとおしっこをしてしまいます。だからうっかり部屋に入っているのを見ても持ち上げられない!
座敷亀にするなら、お漏らしは想定内と思っていないとダメですね。
衛生的には大丈夫
カメといえば、サルモネラ菌だけど部屋を歩き回らせたり一緒に寝たりして大丈夫なのって思いますよね。
確かにカメにはサルモネラ菌が付いているそうですが、鶏などのものとは少し違う種らしいです。
どんな場合でも、カメを触ったら必ず手を洗うことを徹底していれば問題はないそうです。だいたい、人間の手も大腸菌やら常在菌はたくさんいますからね。
何を触っても、食事の用意をするときや食事の時の手洗いは必須です。コロナで手洗いも習慣着いたことですしね。
亀が水に入らないでも大丈夫な時間って
水棲カメというくらいですから、水に浸かっている時間のほうが陸より多いはず。
でも、うちの子水嫌いなのよね~って人いますが、本当は水が嫌いなんじゃなく水槽が小さすぎるとか水が冷たすぎや汚すぎなどの問題だったりすることもあるので、嫌いで片づけないでね
動物病院の先生も座敷亀を全否定することはないけど、1日の半分は水に入れてくださいと言っています。
水棲カメ、特にクサガメは水の中でしかエサを食べられません。エサを食べながら体に水を循環させ、老廃物を排泄したり、生命活動を行うのが本来水棲カメの自然な姿です。
水の外にいる時間が長すぎると、この活動がスムーズに行われなくなると腎臓や肝臓など、内臓に負担がかかってしまいます。
常に水に入っているときよりも脱水症に気を付ける必要もあります。
カメと一緒に寝るようになったのは
カメとオムツを検索していたら、意図せずしてカメと寝るようになった人のお話を読むことができました。
それは、室内で飼育ケースに入れて世話をしていたカメさんを、飼い主が仕事から帰宅して運動不足解消のためとケースから出して自由にさせておいて、寝るときに飼育ケースに戻していたら、出してくれとばかりにケースの中で暴れるので根負けして出してあげたら布団に入って寝てしまった。
というのが最初で、そこからはもう慣れになってしまったそうです。これお一人だけじゃなかったのが驚きでした。
亀の日光浴のやり方は?
日中は、水の中に入れておき、夜に家族と一緒に過ごすというやり方なら、カメの体にも負担をかけないで座敷亀にすることができますよね。
ということは、日中の飼育ケースに陸地を作りそこでバスキングライトをつけておいてあげれば、日光浴問題も解決します。
カメは、暑い寒いを判断して水に入ったりライトの下にきて暖まったりをしますから、環境を整えてあげれば動いてくれます。
ただし、その飼育ケースを置いている場所が気に入らないということもあるので、カメの様子だけはしっかりと観察してからにしてくださいね。
さいごに
カメって思っていた以上に飼い主のことが好きなようで、特に人肌がいいみたいです。確かに自分で体温を上げられない動物にとっては人間は暖かいね。
カメ吉を育て始めたときは、犬や猫のように懐くなんて思ってもみませんでした。毎日エサを割りばしで食べさせてあげていたら、エサが欲しい時は私の顔をみてから割りばしを探します。
しばらく、かくれんぼしていて姿を見せなかった(気が付かなかったけど拗ねていたのかも)時も探してくれなかったと言わんばかりに、鼻息荒く私に向かってきましたからね。
カメでも、キチンと世話をしてあげていると心を開いて懐いてくれるんだと思いました。
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