1匹しか亀がいないのにある日産卵した!
子亀から育てているといつ大人になったのか分からず産卵して大人になったことがわかり
そして雌雄がわかった。そんな飼い主の産卵観察記録です。
クサガメが産卵する時期って?
産卵をする時期というのは亀の年齢的なもので言えば6歳から8歳くらいのようですが、飼育環境で違ってくるようです。
我が家では推定10歳くらいで初めての産卵をしました。そして、卵を産み始める季節というか月は6月くらいから夏の暑くなる前までって感じですね。
環境によって違いがありますが、我が家でのパターンを紹介しますね
冬眠から覚めて、エサをモリモリ食べ始めるのが5月、ゴールデンウィークごろです。朝、窓にかかるカーテンを開けると水槽の隠れ家から出てきて、「ご飯!ご飯!」水槽にぶつかるように伸びあがって催促をするのが朝のご挨拶です。
産卵の予兆クサガメが餌を食べない
6月初めころから食べなくなります。人の姿を見れば「ご飯の時間ですか?」と水面に顔を出して私の動きに合わせて水槽の中を動きまわって
食欲旺盛だったのにどうした?
と、最初のころは、エサに飽きたのかとあれこれ試してみましたが何を出してもニオイは嗅ぎますが「プイ」と顔を背けるんです。ここで、元気でもなくなればさすがに病気かなと思いますが、元気なんですよ。
クサガメ落ち着きがない
狭いベランダを隅から隅までウロついて、ニオイを嗅いだり狭いところに入ろうとしたりします。うっかりゴミ袋を置いておくと下に潜り込んだりゴミ袋の中に入ろうとします。
1週間ほどそんな状態が続いたと思ったら、コンクリートをカリカリと掻くような音が頻繁にするので、ベランダを見るとカメが後ろ足で掻くしぐさしています。卵を産むための穴を掘りたいんですね。ウミガメの産卵をテレビで見たからわかりました。
でもね、コンクリートはどんなに頑張っても掘れないよ。
ちょっとカメ吉が可哀そうになりました。
と言いながら3年ほど、この状態で何もしてあげていませんでした。何とかしてあげたいと思ってもどうしたらいいのやら、それに無精卵でしょ・・・なんてひどいことも思っていたんです(><)
クサガメの産卵環境を作ってあげる
ある年、また産卵の時期だけどどうしたものか?と悩んでいたとき花が咲き終わった土だけのプランターにカメ吉が入り込んで穴を掘っていたんです。あれ?こんな程度でもいいんだ~と思っていたら卵を産んだんです。
でも、これまでがコンクリートだったから我慢してくれただけのようでした。翌年はもう少し大きな浅めの入れ物に土を入れて準備してあげましたが気に入らなかったようで、こんなところで産んでいます。
カメ吉の産卵シーン
水槽から出るためのスロープで産み始めてしまって、産み落とされた卵は水槽に・・・
いまは、水槽の隣に日陰や土に潜り込んだりするための場所を作ったので、そこで毎年産んでくれるようになりました。
気に入る産卵場所がないと、なかなか産むことができないので、1度でも卵を産んでいるなら産卵場は作ってあげてくださいね。
クサガメが産卵する回数って何回?
産卵をするようになって、初めての年と翌年くらいは1年に1回でした。1年に何回も産卵すると知ったのは3年目からです。
6月に入って卵を産むまでは、やはり産みの苦しみのようなものを見るので同じ女?として切ないおもいで見守っていますから産み終えて「ご飯!ご飯!」が始まるとホッとするんです。
というか、最近は「ご飯!ご飯!」をするということは私にとっては、産み終わったお知らせになってきています。
卵を産んで食欲モリモリになってから少ししてまた食べなくなります。2回目の産卵が始まる合図です。
この年に2回産卵というのも2年くらい続き、いまでは年3回の産卵で落ち着いています。
クサガメが産卵する数は何個?
我が家のカメ吉は、1回の産卵で産む卵は少ない時で5個、多い時で8個くらいですが、これも年々増えていった気がします。
ちなみに、産卵場から掘り返して数を確認したら、今年の卵の数は18個でした
ツイッターで毎年話題になっているクサガメは、1回で10個、年トータル40個も産んでいるいるそうです。
体の大きさや環境によるのかな・・・
もしかして、愛情のかけ方の違いで卵の数が変わる・・・とは思いたくありません(;´Д`)
だって1回で10個も産んでいるクサガメさんは室内の放し飼いで甲羅なんて艶々しているんですよ。
ニワトリと同じで、卵はカルシウムでできているので、カメにはカルシウムたっぷり、それからたっぷりの日光浴をさせてあげてくださいね。
さいごに
頑張ってカメ吉が卵をたくさん産んでも無精卵なんだよね~この卵はどうすればいいのかが毎年の悩みの種です。
もう一つの悩みが水槽掃除。ちょっとでもさぼると水槽から嫌なにおいが漂ってくるのでさぼるわけにはいきません。
子亀の時から排泄は水槽でしているので、すぐに臭くなります。
それでも、夏の暑い日の夕方に水槽を洗いながらベランダに水まきをしてちょっとの涼を楽しむことにしています。
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